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【中国を読む】農村女性残酷物語 福島香織 [【中国を読む】]

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/53879/

-----  引用  -----
2年前、北京郊外の平谷区の民族村と呼ばれる村落を訪れた。桃の花の名所だが、実は農作物のほとんど実らぬ寒村で、嫁の来手(きて)がない。だからベトナム国境あたりの少数民族の村から嫁を買う。北京なのにミャオ族やナシ族の女たちが暮らすので民族村。

 そこで出会ったミャオ族の王美芬さん(当時37歳)は19のとき、8つ年上の実兄に5000元(約8万円)で売られてきた。「好きな人がいたのに、北京で働き口があるとだまされて連れてこられた」。村に着いてだまされたと知り泣いて抵抗すると、兄は棍棒(こんぼう)で折檻(せっかん)した。兄は受け取った金で故郷に家を構え、意中の女性と結婚した。

中国の女に生まれるということはなんとむごいことかと、そのときつくづくと思ったが、やがてこんなのは序の口と知る。

昨年暮れの事件だ。陝西省延安県の村で結婚仲介者が知的障害の女性(20)を家族から2000元(約3万2000円)で買った。仲介者は別の村の男性に若く健康な嫁として売ったのだが、後で障害がばれて返された。もてあました仲介者は女性を殺害、遺体を「陰婚」仲介組織に転売した。

最新の統計では中国の男女出生比率は119対100にまで拡大、2020年には4000万人の男性が結婚にあぶれるそうだ。政府は慌てているが、それを聞いて私は少しほっとする。不幸な女が多少は生まれずにすんだのかと。男たちが多少女性の大切さを思い知るきっかけになるかももしれないと。
-----引用終わり-----

妹を金で売る
嘆かわしいことですが

TVドラマ「おしん」の時代背景の頃は
ごく普通に日本でもあったことだそうです

しかし、妹を騙した挙句にその金で自分が結婚するというのはいかがなものか
男尊女卑とか、そういうレベルじゃない気がします

自分さえよければそれでいいという
典型なのかもしれません

外貨準備高世界第一位
その名を汚す現実です

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