先富論 [中国経済事情]
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2007&d=0220&f=politics_0220_001.shtml
----- 引用 -----
VOAは「トウ氏が先富論を提唱したが、実際に豊かになったのは一部の上層部とその家族だけで、庶民は住宅費や医療費の高騰に直面している」と指摘。中国では貧富の格差が拡大し、長者番付の最低収入額が1999年には5000万元だったが、2007年には16倍の8億元に跳ね上がった。
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新卒大学生の平均賃金が2000元(約3万円)を下回る状況で
まさに、一部の人間だけが8億元(約120億円)の収入が得られるということですね
株、マンションバブル真っ盛りであり
普通に日本人が住めるレベルのマンションは地方都市でさえ
日本円で2000万~4000万円のレベル
新卒で2000元
飲み屋のおねいさんが稼ぐ給料が7000元(パパからの特別収入は別として)くらい
ということは、30歳くらいの大卒サラリーマンは3500元~4500元程度の収入
中国は共働きが基本とはいえ
夫婦の収入が日本円で20万を超えない状況で
マンションを買うことは、面子とはいえほぼ不可能でしょう
一人っ子のために、双方の両親、祖父、祖母、それこそ家族総出で
ローン返済をしていく
ローンが終了する頃には築30年の中国製マンションが残るだけ
一方で、何百億円と稼いでいる人間もいる
まるでアメリカのようですね
しかし、一番異なるのは底辺から這い上がるチャンスがまったくないということです
そのうち共産革命が起きるのではないかと
本気で心配してしまいます
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