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「中国悪魔論」の由来 覆された欧米の優越意識 [中国事情]

http://j.peopledaily.com.cn/2008/04/25/jp20080425_87390.html

-----  引用  -----
一部の欧米メディアによる五輪聖火リレーを利用した反中国の扇動により、かつて横行した「中国悪魔論」が再び起こりつつある。欧米の有識者の一部もこの流れを感じ取り、敏感に反応している。ドイツの中国問題専門家であるトーマス・ヘベラー氏はこのほど発表した文章で、「中国を悪魔化するようなヒステリックなマイナス報道が一部欧米メディアによって繰り返されている。中国が改革開放以来上げてきた大きな成果は悲しいことに無視されてしまっている」と述べた。米紙「ワシントン・ポスト」は欧州外交関係理事会のレナード執行主任の話を引用し、「中国は過去5年間、経済的なチャンスとしてだけ語られてきた。スーダンと西蔵(チベット)における脅威として語られるようになったのはこの半年のことだ」と指摘した。

欧米メディアの中国関連報道にここ最近、積極的な変化が起こりつつある。接触・チャンス・責任を強調する声が高まり、「中国悪魔論」は次第に薄れようとしているともみえる。しかし今回の欧米メディアの中国に対する偏向報道を通して、「中国悪魔論」は決して遠くに消えてしまったのではなく、機会があればいつでも戻ってくる可能性を持っていることがわかった。

「中国悪魔論」がまだ生き残っているのは、欧米諸国の中国に対する見方が変わっていないからだ。中国が改革開放を経て大きく変化してきたにもかかわらず、彼らの中国に対する認識は過去のものにとどまっている。多くの人が中国を理解しておらず、また理解する方法も限られているため、平和的発展という中国の現在の方針を理解するすべを持っていない。ヘベラー氏は、「多くのドイツ人にとっては中国に関連する情報のどれが本物かを判断するすべはまったくない。もともと中国を理解していないのだから、客観的な判断などできるはずもない」と指摘する。

中国に対するイメージは世界情勢の変化とも関係あるだろう。欧米各国の国民は企業の海外移転やアウトソーシングによって失業率上昇に直面している。その一方、中国のGDPが欧州をはるかに超える急成長を見せ、「MADE IN CHINA」の製品はあらゆる商店を占領するようになった。中国からきた旅行者はいまや群れをなしてパリやロンドンやニューヨークを闊歩(かっぽ)している。こうして欧米の人々の間には、欧米のモデルとは別の仕方で発展したこの大国に対する疑いや嫉妬や恐怖や敵意が、知らず知らずのうちに生まれてきたのではないだろうか。

欧米の人々の中国に対するこれほど複雑な心情を欧米の価値体系のうちに深く根を張った優越感を由来とするものだとの見方もある。フランス大統領の文化顧問を務めるフレシュ氏はこのような心理について、「欧米諸国は人々に教える立場であることに慣れてきた。(中略)中国とどのようにかかわればいいのかがわからなかった。中国の変化も、彼らが問題をはっきりと見ることを難しくした」と語る。欧米諸国の人々は長い間、このように中国を上からながめ、「欧米は正しい」という思考パターンを持ちつづけてきた。「中国という欧米と異なる価値観を持つ東方の国が、欧米の既定モデルとは異なる仕方で発展した国が、どうして世界に影響を与えることなどできるだろうか。またどうして欧米に挑戦することができるだろうか」。欧米の一部の人々が、ダルフール問題を北京五輪大会に結びつける考えをあまりにも簡単に受け入れた背景にはこのような既成観念があったことが考えられる。(編集MA)

「人民網日本語版」2008年4月25日

-----  引用  -----

この、トーマス・ヘベラーさん
私、不勉強なもので、まったく知らず
ググって見ました

グーグルさんも知らないみたいで困りました
どなたかご存知の方
コメントください

トランペット演奏者トーマス・ヘベラー Thomas Heberer
では無いことは確実です










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